むちゃなノルマを命じられた、ミスして大目玉をくらった、上司に毎日いびられる、つまらない部署に回された…。時として、会社員とはとってもつらいもの。「こんな会社やめてやる!」と、さけびたくなることだってありますよね。
こんな問題を抱えていなくても、10年、20年とひとつの会社に勤めていれば、働く意欲は当然なえてきます。「もう、うんざり」というあなた、まっとうな神経の持ち主だと思いますよ。
そういうみなさんに、副業をおすすめいたします。副業は「橋」だ、と書きました。でも、向こう岸へ渡るばかりが能ではありません。副業という橋を歩いて、いま勤めている会社という「岸」を、つかのま離れてみる。それだけで十分意義があるのです。
いつもと違うオフィスで、いつもと違う上司、同僚と働く。いつもと違う仕事をする。それはとても新鮮なこと。見慣れた職場、むかつく上司に、ひとときサヨウナラ。マンネリズムにもサヨウナラ。それはものすごい気分転換、リフレッシュになるんです。
「あの会社を離れたって、おカネをかせぐことはできる」と身をもって知れば、自信もわいてきます。上司のイヤミを聞き流す余裕も出てくるでしょう。
あるいは、少し距離を置いて、別の角度から岸(会社)をながめることで、会社を見直すこともあるかもしれません。「あの会社で学んだものって、結構いっぱいあるんだな」とか、「ひどい上司ばっかりだと思ってたけど、職場の緊張感ってそんなものかもしれない」とか。本業に対してやる気を取り戻すきっかけになるかもしれません。
副業とは「バーチャル退社」。こちらの岸と向こう岸の中間点。副業は、使い方次第で思わぬ効果を発揮するものなのです。
|